コーギーの特徴と言うとそのずんぐりとした胴長短足の体型にあると思います。
これは牧羊犬として家畜の足元を素早く駆け抜けられるように改良されたためです。
体長は体高の約1.8倍もあり、
小さな体の割りにはパワフルという見た目とのギャップを持っています。
地に足をつけてのびのびと滑らかに歩く姿は
どことなく気品を漂わせているようにも見えるでしょう。
顔立ちは日本犬、特に柴犬にも似てきりっとしており、
ふさふさの被毛にキツネのようなピンとした耳を持っています。
コーギーにはカーディガンとペンブローグという2種類が存在するのですが、
特徴も微妙に違っています。
カーディガンの方が骨太でがっしりとしており、尻尾もふさふさにあるのですが、
ペンブローグは生後1週間以内に断尾するので尾は存在しないのですが
それでもお尻で感情を表現する姿がペンブローグの魅力にもなっています。
断尾するのは家畜に尻尾を踏まれないためでしたが、
今ではケンネルクラブにおいてスタンダードの基準となっています。
コーギーの被毛はダブルコートで柔らかくて厚い下毛と
固めで中くらいの長さの上毛で構成されています。
立ち耳なので耳の病気に注意する必要はありませんが、
日常のケアはきちんんと行うようにしましょう。
コーギーの性格ですが、昔は牧羊犬や牛追い犬として活躍していたこともあり
その時の名残が残っています。
明るくて愛情表現が豊かなので飼い主さんにとっては
側にいるだけでいつでも癒しの存在となってくれることでしょう。
甘え上手のためついつい甘やかせてしまいがちですが、
肥満になる危険性が高い犬種でもあるので注意したいものです。
ですが、勇敢で好奇心旺盛、活動的と
ハーディングドッグだった時代の性格も持っており、
運動好きなので飼い主さんは体力をつけておかなければなりません。
好奇心旺盛なので興味があればどこまでも突き進んでいきます。
多少自分より体格の大きい犬に出会ったとしても
怖いという思いを持ちつつも近寄ってしまうという性格があります。
他の犬とも友好的な関係を築けるのでそれほど心配することはありませんが
思わぬ怪我や事故に繋がることもあるのでしつけはきちんと行っておきたいものです。
しつけですが、好奇心旺盛の性格が災いして
興味が他にそれてしまうことが多々ありますので
根気強くしっかりとしつけていきましょう。
物覚えが早く賢いのでしつけをすればすぐに覚えます。
更に運動好きな面を利用すればフリスビードッグとして活躍することも出来るでしょう。
小さいお子様やお年寄りの方とも上手に暮らしていけるので
パートナーとしては完璧の犬種と言えると思います。
コーギーはその見た目の可愛さから
近年非常に人気の高い犬種の一つになっていますが、
実は最近のブームに合わせて品種改良された犬ではなくその歴史は非常に古いのです。
10〜12世紀頃のイギリスウェールズ地方で
牧羊犬として活躍していたという記録が残っており、
ウェルシュコーギーという名称もこの時に付いたと言われています。
ウェルシュ地方のちっぽけな犬という意味を持っています。
その後はイギリス王室でも可愛がられるようになったコーギーですが、
現在でもエリザベス女王の愛犬としても可愛がられています。
コーギーは実は2種類存在していて、
日本で有名なものはウェルシュコーギーペンブローグという正式名称を持っています。
それとカーディガンウェルシュコーギーがいますが、
こちらはペンブローグより一回り大きくなっています。
1925年まではこの2種類は同質のものと扱われていましたが、
1927年にクラス分けされて1934年に別々の種類と認定されました。
1860年頃には世界中で人気犬種となるコーギーですが、
日本においてもこの時期に入ってきたものとされています。
胴長短足というダックスフントを思わせる体型でありながらも
ダックスフントよりがっしりとしているので小型でも中型犬のような感覚だと思います。